2004年07月06日

期待と恐れと・・・

曾我さんがいよいよ家族と再会する。これは大変けっこうであるが、どうも選挙前の日程が気に入らない。政府は否定しているが、選挙を考えての感動ストーリーの演出であることはミエミエ。小泉氏はこういったことも利用するのか。

曾我さんは3人の家族を説得できるか、期待と恐れが渦巻いているだろう。「説得を言う言葉を使いたくない」という彼女の言葉に、できれば葛藤を避けたい、家族は理解してくれるだろうという切なさが現れている。しかしもし3人から逆に北で暮らそうと言われたらどうするだろう。ジェンキンス氏にとっては別に日本に来る理由などはない。彼は亡命者である。

曾我さんはけなげに記者会見しているが、彼女を利用する小泉氏には少々義憤を禁じ得ない。この人にはそろそろご退場を願いたいのだが・・・・