2004年06月02日

小6殺人事件(2)

これは予想以上に事態は深刻ですね。ネット上でのやり取りが契機となり、殺意を持って、いすに座らせて、おそらく背後から喉をかき切ったようです。普通日本人は喉をかき切るといった方法は取りません。刺すか、女性の場合は闇雲に傷をつけたり、恨みがある場合は顔を狙うとかです。今回はある意味で一撃で死に至らしめているわけで、これは大人でもできることではありません。

多分ネットでの相手の書き込みによって、仲がよかった分、裏切られたという感情で加害者も相当に深く傷ついたのでしょう。この時期の少女は周りから浮くことを恐れ、特定の相手とべったりになり、境界線が不明確になります。自分と他者の分化が不明瞭な状態に戻るわけです。相手と私がある意味で溶け合った形でアイデンティティを確立するわけです。その結合というか、融合が強ければ強いほど、些細なことで裏切りを感じ、それが憎悪に変わるわけです。

しかしこれはよくあることで、なぜ今回のように喉をかき切るといった方法を取ったのか、これは非常に特異的であると言えます。私はおそらく「声」を聞いていると推測しています。今後の事実関係の解明を待ちたいと思います。

小6殺人事件

被害者の傷は深さ10cm、幅10cmだそうです。これだけの傷はそう簡単につくものではありません。動機が何なのか。私の推測ですが、バスジャック事件や池田小学校事件の時と同様に、おそらく加害者は何かの「声」を聞いていると思います。次をご参照下さい:

http://www.kingdomfellowship.com/Treatises/jiken-byori.html

http://www.kingdomfellowship.com/Treatises/shonen_byori.html

http://www.kingdomfellowship.com/Treatises/youngs.html