2004年06月21日

マジックの魅力

前に「徒然」でも書いたが、私は映画とか口上売りとかマジックなどが大好きである。視覚系が騙されることは実に楽しいというか、夢がある。

「騙される楽しみ」
http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing37.html

一般に、精神を受動性(アイドリング)に置くことは霊的には危険であるが、あえて安全な領域では精神の休息を生む。かくして私はマリックさんのファンでもあり、自分でも結婚式の披露宴などで超(?)魔術も披露したりもする。

しかし今日のセロという人物のマジックはすごかった。皆さんはご覧になりました?マリックさんも真っ青ですね。大掛かりな仕掛けがなく、日常性に密着し、日常性を超える結果を生むほどに驚きが大きくなる。

一方で今日の世界情勢を見ていると、何がフェイクで何がリアルであるのか、分からなくなる。前に紹介した私の元同僚(彼は小室直樹の弟子です)が今度新著を著した。題して『人類の月面着陸は無かったろう論』(徳間書店刊)。(→http://soejima.to/

要するにアポロ計画はヤラセであって、人類は月面には行っていないというわけ。これはいろいろな説があって、TVやネットでも論じられているが、最近のアメリカの手法を見いているとさもありなんと妙に納得できてしまう。国家が嘘をついたら、それを見抜くことはまず不可能であるし、むしろその嘘を暴こうとする側が精神異常として社会的に抹殺される。これはケネディ暗殺の真実を追った地方検事ギャリソンの運命でもあった。

もしかすると、世界にはとんでもない裏トリックがあるかもしれないと、薄々と感じ始めているDr.ルークである(やれやれ、これで私も立派な陰謀論者のレッテルを貼られるかな・・・・?)でも歴史を偶然であると見るより、意図があると見たほうがはるかに面白いと思うが(少なくとも文部省公認の歴史教科書などはウソで固めているだろうし、どの国であれ自国の「公式歴史」などは脚色に満ちているであろう)。

「神のご計画と陰謀論」
http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing32.html

オブジェクションズ

昨日も少し書きましたが、昨今ワケの分からない事が多発しているようです。

1.オリックスと近鉄の合併:
これって不思議な現象ですね。経営上の必要性があるのでしょうが、こんなことをして球団として成り立つのでしょうか?解せません。ファンは置いてきぼりです。

2.年金の無駄遣い:
厚生官僚の天下り先を確保するために、年金源資から巨額の金をグリーンピアとか箱物だけの施設に流用し、経営が成り立たず、野ざらし状態とのこと。

ニッポンの病理は制度の問題ではなく、心の問題であり、人の道から外れているためです。年金にしても、経営センスの欠如した官も官ですが、国民も相互扶助は当たり前であり、自分がもらえないから払わないという理屈は、こじつけに過ぎません。国に対する甘えであり、昨日のおかしな面々の心性と変わるところはありません。

やはりこの世でも自分の後始末ができないオトナコドモが増えているようです。当事者意識が欠如していますね。この国の将来は相当にキモチの悪い状態になりそうです。