2004年06月08日

小6殺人事件(7)

捜査関係者の言葉です(Yahooニュースより):

 「供述をいくら聞いても、トラブルの程度と犯行の重大性が結びつかない」
 県警幹部はしきりに首をかしげる。30年以上、事件を見てきた中で「一番の謎」と言い切る。「幼い容姿、話しぶりから考えても、あんな残虐なことがなぜできるのか……」
 4月以降、女児は「同級生に仲間外れにされた」と両親に訴えた。そのころからホームページへの書き込み内容が荒れ始める。
 中学生同士が殺し合う小説「バトル・ロワイアル」をなぞった「自作小説」のほか、日記欄には「うぜークラス」「下品な愚民」と書くなど内容が過激になっていった。
 事件後に面会した付添人弁護士は「心中には、大人には理解できない複雑な世界が潜んでいるようだ。再発防止のためにも、内面を知る必要がある」と話す。

 * * *

私が予想したとおり、霊的要因が深く関わっていることが徐々に明らかになっています。私は大学の講義で、「『太陽にほえろ』式の古典的刑事は役に立たなくなる」と学生に話しています。根性と足で稼ぐタイプはすでに時代からずれているのです。時代は精神病理と、願わくは霊的病理を理解する刑事が必要となっています。

私はおそらくこの女児はある種の霊の憑依の下で実行したと推測します。もっと言えば、霊が実行させた。だから彼女には現実感が喪失しています。これだけ冷静に、また冷酷に人の喉をかき切ることはフツウではできません。ある種の処刑あるいは儀式のような感じがします。現在も落ち着き払っているとのことで、精神鑑定もなされるそうですが、多分に鑑別が困難でしょう。

精神病理的に言えば、サディズムを帯びた行為障害あるいは精神分裂病質あたりになろうかと思います。あるいは解離性障害(多重人格傾向)でしょう。しかし霊的な要因は無視されますから、真実に迫ることはできません。ある種の状況に追い込まれた時、彼女を通してその霊の人格が現れると思います。

いずれにしろ、私の予想の程度を超えて事態が進展していることに戦慄を覚えます。

オカルトや魔術の影響についてはこちらを-:
http://www.kingdomfellowship.com/Ministry/Articles/harrypotter.html