2004年06月20日

何か変ですが・・・?

イラクで人質となった3名のうちのひとりが国に損害賠償の訴訟を起こしたらしい。自分たちが人質になったのは、国が自衛隊を送ったからだと、よって損害賠償せよと。まあ、額が少ないことから見て、国に対するあてつけでしょうが、どこか変ではないでしょうか?

私のところでも、自分で問題を起こしておいて、それは私からのマインドコントロールを受けていたためであると騒ぐ御仁もいましたが、おいおい、私のところに来る前からすでにおかしかったのでしょう、と言いたいですね。

この世でも教界でも、この手の人種が最近は増えているようです。自己愛性パーソナリティ、さらには境界性パーソナリティです。自分の後始末ができない人々。いつまでもママに保護してもらう必要がある人々。精神科の臨床場面でも、病歴の長い患者になるとドクターを"診断"するツワモノも出ます。

どうも社会から浮いてしまう人がキリスト教界の中で群れる傾向があります。同じ病理を持っている人々はある種の共鳴現象を起こし、かくして病的要塞が次々に構築されています。病んだ状態が"正常"な世界―キリスト教界。自己が空疎なゆえに自己を主張し続けないとアイデンティティの希薄さのゆえに消え入りそうな人々。

彼らには十字架の適用が要るのですが、教会はそれができないままに、○○カウンセリングだ、何とかヒーリングだにおちている有様。受け入れて、慰めあっての世界。十字架のキレがないままに、ぐずぐず、グチグチの繰り返し。まさに魂の粘着性の証明。いやはや、今回復される真理は徹底した霊と魂を切り分ける十字架の真理とそのパワーである。サッパリ系、サラサラ系のクリスチャンでありたいものだ。